Binance(バイナンス)の入金手順や条件を詳しく解説

Binanceの入金手順を解説

Binanceで取引したいという方のためにBinanceの入金方法についてご紹介します。

大前提として、Binanceでは直接日本円を入金することはできません。

そのため、Binanceで取引を始めるには、国内取引所で日本円をBinanceで利用できる仮想通貨に換金する必要があります

そこで今回は、国内取引所からBinanceへの入金方法や入金できない場合の対処法などについて詳しく解説します。

口コミや評判などBinanceに関する詳細情報については、「Binance(バイナンス)とは?評判や利用者の口コミを紹介」でまとめているので、併せて参考にしてみてください。

目次

Binanceに入金する際の基本ルール

Binanceの入金ルール

これからBinanceに入金する方法をご紹介しますが、その前に知っておきたいルールがありますのでご紹介します。

それぞれ簡単に解説します!

Binanceに日本円の直接入金はできない

冒頭でもお話ししたとおり、Binanceは日本円の直接入金には対応していません。

日本円しか持っていない場合は、一度国内取引所でビットコイン(BTC)などを購入してからBinanceに送金するか、クレジットカードを利用して希望の通貨を直接購入するかのどちらかになります。

ちなみに、Binanceが対応している主要な法定通貨は以下の通りです。

Binance対応の法定通貨
  • オーストラリアドル
  • ユーロ
  • 英国ポンド
  • 米国ドル
  • 香港ドル

入金手数料は無料

Binanceの入金手数料は無料です。

ただし、Binanceに通貨を送金する際に、送金元の取引所で発生する手数料はユーザー負担となります

例えば、国内取引所のコインチェックでビットコイン(BTC)を購入し、そこからBinanceに送金する場合は、コインチェックから送金する際に、一律0.0005BTC の送金手数料が発生します。

手数料を抑えたい場合はなるべく送金回数を減らして一度にまとめるようにしましょう。

入金反映は1時間程度

入金が反映されるまでには1時間程度かかります。

ただし、入金する通貨の種類や送金に利用するブロックチェーンの混雑状況によって変動します。

例えば、ビットコイン(BTC)の場合、トランザクション処理にかかる時間は10分程度ですが、Binance側では、2ブロックに渡って確認作業を行うので最速の着金時間は10分×2=20分となります。

ブロックチェーンの混雑時にはさらに時間がかかりますので、状況によっては半日以上かかる場合もあります。

そのため、急ぐ場合は送金速度に優れたリップル (XRP)などを利用するようにしましょう

Binanceの入金手順

Binanceは日本円での入金に対応していませんので、Binanceへの入金方法としては国内取引所で日本円を仮想通貨に交換し、その仮想通貨をBinanceに送金するという方法が一つあります。

詳しい手順は以下の通りです。

国内取引所からBinanceに送金する手順
  1. 国内取引所の口座を開設する
  2. 国内取引所で仮想通貨を購入する
  3. 国内取引所からにBinanceに仮想通貨を送金する
  4. 口座残高を確認する
詳しく見ていきましょう!

国内取引所の口座を開設する

Binanceに入金するには、まず国内取引所で現金を仮想通貨に変える必要があります。

直接日本円を入金することもできますが、その場合はクレジットカードを利用しますので、手数料が高くなります。

そのため、ここでは国内取引所から送金して入金する方法をご紹介します。

国内取引所で仮想通貨を購入する

国内取引所の口座を作ったら、仮想通貨を購入しましょう。

コインチェックを例に仮想通貨を購入する手順を解説します!

ここでは、コインチェックを例に仮想通貨を購入する手順を説明します。

コインチェックでは以下の手順で仮想通貨を購入します。

コインチェックで仮想通貨を購入する手順
  1. コインチェックにログインする
  2. 「販売所(購入)」をクリックする
  3. 購入したい仮想通貨・数量を選択する
  4. 「購入する」をクリックする

国内取引所からにBinanceに仮想通貨を送金する

国内取引所で購入した仮想通貨をBinanceへ送金します。

送金は以下の手順で行います。

Binanceへの送金手順
  1. Binanceのマイページにログインする
  2. 画面上の人型マークから「ウォレット→ウォレット概要」をクリックする
  3. 「入金」を選択して表示される入金アドレスをコピーする
  4. コインチェックのマイページにアクセスして「暗号資産の出金」をクリックする
  5. 送金する通貨や金額、入金アドレスなどを入力する
  6. 入金アドレスを登録すると送金が完了する

間違ったアドレスへ送ると手続きがキャンセルされることはなく仮想通貨が消滅しますので、送金する際はアドレスを間違えないように注意しましょう。

最初は確認のためにも少額で送金することをおすすめします!

口座残高を確認する

Binanceへの送金手続きが完了したあとは、アカウント残高を確認してみましょう。

口座に送金した額が反映されていれば手続き完了です。

海外銀行からBinanceに入金する方法

Binanceは国内銀行からの入金には対応していませんが、海外の銀行から入金には対応しています。

そのため、海外の銀行に口座を持っている人には銀行送金という方法もあります。

海外銀行からBinanceへの送金手順について詳しく見ていきましょう!

Binanceでは、米国のシルバーゲート銀行を経由することで、海外の銀行口座を介して米ドル (USD) の入出金ができます。

このサービスはKYC(本人確認)が完了していれば使用可能ですが、SWIFT転送でなければ使用できないので、その点は注意しましょう。

SWIFTとは
「The Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication」の略称で、直訳すると国際銀行通信協会となります。金融機関のネットワーク上で動作するグローバルなメッセージングシステムのことです。

この入金方法では、Binanceのシルバーゲート銀行口座へのSWIFT送金を介して米ドルで行う必要があり、米ドル(USD)と一対一の比率でBUSDが入金されます。

SWIFTネットワークは実際にお金を送金する代わりに、SWIFTコードを使用して金融機関間で取引注文を伝達します。

SWIFT送金の入出金手数料は下記の通りです。

入出金手数料
  • 入金手数料:10 米ドル
  • 出金手数料:30 米ドル

例えば、入金の場合、$100を送金するとBinanceには90BUSDが入金されます。

では、実際の入金方法を見ていきましょう。

KYC(本人確認)の完了確認

まずは、BinanceマイページでKYC(本人確認)の完了を確認しましょう。

未実施の場合は、事前にKYC(本人確認)を行ってください。

米ドルで仮想通貨を購入

「仮想通貨を購入」ドロップダウンメニューに移動し、USD(米ドル)を選択しましょう。

「銀行預金-迅速な銀行振込」が表示されますので選択します。

米ドルの入金金額を入力

Silvergate Bank (SWIFT) を選択して、入金したい金額(米ドル)を入力し「続行」を選択します。

銀行選択の場合は、必ず固有の参照番号を含めてください。入金されると、法定通貨のスポットウォレットに BUSD として入金され、法定通貨の入金履歴の下に表示されます。

以上で完了です。

Binanceに入金できない時の対処法

Binanceに入金できない場合の対処法

上記の手続きで問題なく入金できると思いますが、万が一Binanceに入金できない場合は以下の方法を試してみてください。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

対応しているカードか確認する

まずは、カードがBinanceでの入金に対応しているか確認しましょう。

ブランド自体は対応していてもカード会社のほうで海外サイトでのクレジットカードの利用に対応していない場合もあります。

この場合は、カード会社に問い合わせて使えるようにするか、他のカードを利用するかしましょう。

Binanceの入金上限額を超えていないか確認する

国内取引所からBinanceへ仮想通貨を送金する場合、入金上限額はありません。

しかし、クレジットカードやデビットカードで仮想通貨を購入して入金する場合は上限額があります。

もし、Binanceの入金画面で承認ボタンを押しても承認されない場合は、デビットカードに残高が残っているか確認しましょう。

Binanceの最低入金額を確認する

Binanceへ仮想通貨の送金する場合、入金限度額と同じように最低入金額はありませんが、クレジットカードやデビットカードには最低入金額が決められています。

最低入金額以上の金額をBinanceへ入金するようにしましょう。

Binanceで入金した回数を確認する

入金できない場合、Binanceで入金した回数を確認してみましょう。

Binanceは入金回数自体の制限はありませんが、1回のトランザクションに時間がかかることがあります。

そのため、連続してBinanceへ入金すると反映されないことがあります

口座が凍結されていないか確認する

Binanceとは関係なく、仮想通貨取引所の口座やクレジットカードが凍結されていて入金に利用できないというケースもあります。

凍結されていた場合は、凍結が解除されるまでその口座からBinanceへ入金することはできません。

凍結の理由をカード会社や仮想通貨取引所に問い合わせして解決するようにしましょう。

カードが凍結されている場合は別のカードで入金するという方法もあります!

送金ステータスを確認する

仮想通貨取引所からBinanceへ送金した場合、送金処理が終わっていないこともありますので、この場合は出金元の仮想通貨取引所に確認してみましょう。

ちなみに、「送金待ち」になっている場合は出金処理が終わっていません!

アドレスの入力ミスはないか確認する

入金アドレスや仮想通貨のアドレスを間違えると、Binanceへ送った仮想通貨は入金されず戻すこともできないため、注意しましょう。

Binanceで仮想通貨をBNBに両替する方法

Binanceでは、独自トークンのBNBを保有していると便利な特典を受けられます。

そのため、Binanceを利用する際に入金した仮想通貨をBNBに交換する人も多いです。

そこで、仮想通貨をBNBに替える方法について詳しく解説します。

ビットコインをBNBに交換する方法を例に解説します!

まずお伝えしておくこととして、ビットコインとBNBを交換するのは仮想通貨同士の交換・両替に該当し、Binanceでは以下の2通りの方法があるということです。

  • Swap  :スワップ、交換
  • Convert:コンバート、両替

2つの違いは、スワップは手数料が発生しますが、コンバートには手数料が発生しません

レートも後者の方が良いので、ここではコンバートを使ってビットコインとBNBを交換する方法をご紹介します。

Binanceにログイン

まずは公式サイトにアクセスして、バイナンスにログインします。

上部のメニューにある「トレード」から「Binance Convert」を選びましょう。

交換する仮想通貨を選択する

次に交換したい通貨をリストから選択します。

今回はビットコインをBNBにコンバートするので、以下のようになります。

  • 振替元:元の仮想通貨はビットコイン(BTC)
  • 振替先:入手したい仮想通貨はバイナンスコイン(BNB)

交換する数量を入力

次に、交換する数量の入力します。入力は振替元のビットコインで行います。

なお、ビットコインの場合、最低数量は0.0002BTC、最高は130BTCです。

コンバートを実行する

ビットコインの数量を決めたら「コンバートプレビュー」をクリックします。

現時点でのレートで入手できるBNBの数量が表示されます。

仮想通貨の価格は常に変動しているので、の数量の有効時間は6秒です。

6秒経過したら手動で更新しなければいけないのでレートチェック&確定は素早く行いましょう!

問題がなければ、右下の「コンバート」ボタンをクリックします。

「成功」という画面が出てくるかチェックしましょう。

コンバートされたBNBを確認

成功画面が出てきたら「ステータス表示」をクリックしてみましょう。

たった今コンバートした履歴を閲覧できます。

画面上メニューの「ウォレット」→「フィアットと現物」も確認し、BNBの行に数量が反映されていたら交換完了です。

まとめ

Binanceの入金について解説しましたが、いかがだったでしょうか?

何度も言いますが、Binanceは日本円での入金ができません。

そのため、Binanceで利用できる仮想通貨を国内取引所で購入して換金する必要があります。

国内取引所を選ぶ際は手数料の安いところを選ぶのがおすすめですよ!
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