BKEX(ビーケーイーエックス)は2018年6月に設立された中国に拠点をおく仮想通貨取引所です。
BKEXには独自トークンの「BKK」があります。
独自トークンは他の取引所でも発行されており、さまざまな特典が受けられるだけでなく取引も行えるので、新しい投資候補として注目を集めています。
BKEXでは、BKKが基軸通貨のように扱われていて、このトークンを媒介にして各通貨を購入することができます。
この記事では、そんなBKEXを利用するメリットやデメリット、利用者たちの評判についてご紹介します。
BKEX(ビーケーイーエックス)とは
まずはじめに、BKEXの概要情報をご紹介します。
運営企業名 | BKEXGlobal |
所在地 | 中国 |
取引種別 | 現物取引 |
取引手数料 | Maker:0.15% Taker:0.2% |
入金手数料 | 0円 |
出金手数料 | 通貨ごとに異なる |
取扱通貨数 | 1,200以上 |
BKEXを活用するメリット
BKEXには以下のようなメリットがあります。
価格上昇が期待できる独自トークンBKK
BKEXでは90日周期で4年に渡ってBKKが日々発行され、発行量が周期の経過に伴って減少することで、その価値を保っています。
この仕組みでは、BKKが値上がりするほど利益が伸びます。
なお、独自トークンが大きく値上がりした例としては、バイナンスのBNBトークンやFcoinのFTトークンなどがあります。
BNBトークンは発行当初の約200倍、Fcoinは発行当初から約60倍に値上がりしていますので、同じような高騰がBKKにも起こるのではと期待する人も多いです。
手数料100%還元の配当をもらえる
BKEXではBKKの保有量に応じて配当をもらえます。
この配当はUSDTで受け取ることができ、取引手数料の100%が還元されます。
BKKを保有することで、手数料による煩わしさを感じることなく取引に集中できるでしょう。
リップルα(XLA)をお得に取引できる
BKEXではリップルα(XLA)を安く購入できます。
実際、決済スピードが早く、コストも抑えやすい点がリップルα(XLA)の大きな魅力です。
スマホアプリが使いやすい
BKEXのアプリも評判が良いです。
BKEXのスマホアプリは動作が軽快で操作しやすい点が大きな魅力です。
アプリが使いやすいと外出先など場所を選ばずに取引できるので、急な価格変動にも対応することができます。
豊富なキャンペーンを実施している
BKEXはキャンペーンも豊富に行っています。
これまでにBKEXで実施されてきたキャンペーンの一例をあげると、以下の通りです。
- BKEXのキャンペーン
- お年玉キャンペーン
- BKKプレゼントキャンペーン(BKEXグローバルエアドロップ)
- ダブルマイニングキャンペーン(BKK・WICC)
- DOGEZILLAキャンペーン
- バグ発見キャンペーン
BKEXを活用するデメリット
次にBKEXのデメリットを見ていきます。
日本語表記に対応していない
現在BKEXが対応している言語は以下の4つです。
- 中国語
- 英語
- 韓国語
- ベトナム語
ご覧の通り、日本語には対応していません。
対応言語が分からない人は、BKEXを利用する際にはブラウザの翻訳機能やGoogle翻訳などのプラグインで日本語に翻訳する必要があります。
日本円で入金できない
日本円での入金ができない点もBKEXの不便なところです。
そのため、BKEXで取引する場合、まずは国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入して、BKEXに送金する必要があります。
システム不具合で使えなかったことがある
BKEXは、以前システム不具合で使えなかったことがあるようですので、BKEXを使う場合には、システム不具合による破綻・資金喪失リスクも考慮していたほうがいいでしょう。
というのも、BKEXはデータエラーによるシステム不具合が生じ、ユーザーに資金を返せないまま破綻した取引所Fcoinに似ているところがあるからです。類似点は以下の通りです。
- 取引マイニングを行っている
- 独自トークンがある
そのため、BKEXに資産を集中させるのではなく、いくつかの海外取引所に分散したほうがいいかもしれません。
BKEXの口コミ・評判
次にBKEXの口コミを見ていきましょう。
BKEXの良い口コミ
中国の暗号資産(仮想通貨)取引所BKEXのトークンBKKが爆謄中!!
— 平川 雅晴 (@mhi1900) June 12, 2019
3月頭頃は約2円、現在約29円😍
これどこまで行くんだろう・・・https://t.co/7ak2wpey9f #BKK #BKEX #仮想通貨 #暗号資産 #配当 #取引マイニング pic.twitter.com/D1nNDjiE6L
独自トークンのBKKが暴騰したという口コミです。BKKは価格高騰が期待されている草コインの一つです。
BKEXで取引する際には、BKKがあるとさまざまな特典が得られますが、それだけでなく、一度に大きく稼ぎたいという願望も満たしてくれる可能性があります。
仮想通貨取引所BKEXの取引所トークンBKK、またも謎の高騰。
— Masayuki (@xem_love) June 22, 2019
しかも大きな押し目なし。これが1ヶ月以上続いている。
先日のBTC出来高が737億円と中堅クラスレベル。
以前は取引所の手数料収入の100パーセント還元と話題になった。
続きます。#BKEX #BKK pic.twitter.com/ayCx5H3lbZ
BKEXはBKK保有者に取引手数料の収益を100%還元すると公表しています。
他の仮想通貨取引所でも独自トークンの保有数に応じた配当は行われていますが、手数料収益の100%を還元しているのはBKEXだけです。
取引手数料は取引をするたびに発生しますので、スキャルピングなどの短期取引をする人には大きな負担になります。
BKEXではBKKを保有しているだけで、手数料が実質無料になりますので、収益の面だけでなく、資金管理の面でも取引手数料を考慮する必要がないので、管理しやすくストレスが少ないといえるでしょう。
仮想通貨取引所「BKEX」、USDTで配当もらえるのいいな。
— 🍺 ikehaya (@IHayato) July 4, 2018
いまのところ安定的に毎日1,500円程度の配当。
保有BKKは1,200単位、6万円程度。月利75%……w 1ヶ月半で元取れるし、もうちょい様子見。https://t.co/kXxDqfVVyg pic.twitter.com/NPUTBIaP4U
BKEではBKKトークンを保有しているとUSDTで配当還元を受けることができます。
この配当はBKKトークンの保有割合に応じた配当を受けられるため、BKK保有量の多いユーザーがより多くのUSDT配当を受けられます。
そのため、配当でUSDTを受け取りながら、BKKトークンの値上がりによる収益も期待できるという一挙両得の可能性があります。
分配内容はホワイトペーパーにも記載されていますので、ここでも簡単にまとめておきます。
A. 「マイナー(採掘者)」は40%BKKの報酬を受け取れる。
B. 紹介者は10%のBKK報酬を受け取れる。
C. コミュニティパートナーは5%のBKK報酬を受け取れる。
D. プラットフォームは10%のBKK報酬を受け取れる。
E. Bkex取引プラットフォームは、プラットフォームの運用および保守料金として35%BKKの報酬を受け取れる。
つまり、毎日発行されるBKKを取引量に応じてBKK保有者に40%配布し、その他の条件を満たすBKK保有者が残りのBKKの配当をそれぞれの比率に従って受け取ることができるということです。
BKK配当を毎日受け取るためにはBKEX取引所に毎日ログインする必要がありますので、その点は忘れないようにしましょう。
BKEXの悪い口コミ
bkex不具合出てませんか?
— ジャス (@jdupmwmtv) April 21, 2022
アプリに不具合が起こることがあるようです。
全般的に、BKEXにはシステムの不具合に対する不安がぬぐえないようなところがあります。
システムがバグを起こして、万が一資産が消えるようなことがあれば、そのお金が戻ってくる可能性は低いです。
BKEXの口座開設方法
BKEXのデメリットや注意点も加味して、BKEXで取引したいという人のためにBKEXの口座開設方法をご紹介します。
BKEX公式サイトへアクセスする
まず、BKEX公式サイトへアクセスし、「Sign Up」をクリックします。
英語がわからない場合は、日本語翻訳すると確実にできるでしょう。
必要な情報を入力する
メールアドレス、または電話番号、およびパスワードを入力し「Create account」をクリックします。
あとは、入力したメールアドレス宛に認証コードが届くので、届いた認証コードを入力し、利用規約を確認してチェックを入れ「Sign up」をクリックします。
ログインして完了
「Success!」の表示があれば登録完了です。
「Log in」をクリックしてログインができれば、登録は完了です。
BKEXの手数料について
BKK保有者に対する取引手数料還元などもありますので、BKEXの手数料について若干混乱している人もいるかもしれませんので、BKEXの手数料についてまとめておきます。
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨によって異なる |
取引手数料 | 【通常】 Maker:0.15% Taker:0.2% 【永久契約】 Maker:0.02% Taker:0.05% |
BKEXの手数料は以上のようになっています。
入金手数料は無料ですが出金手数料は無料ではないので注意しましょう。
以下がそれぞれの仮想通貨に対するBKEXからの出金手数料になります。
BTC | 0.001BTC |
ETH | 0.01ETH |
USDT | 10USDT |
BKK | 150BKK |
XRP | 0.15XRP |
OMG | 0.5OMG |
ビットコインやイーサリアムなど有名な仮想通貨は他の取引所と大差ない出金手数料ですが、草コインの出金手数料はメジャーな通貨に比べて少し高めに設定されています。
BKEXに関する注意点
口コミのところで、BKEXの各種配当について解説しましたが、配当比率に関しては、BKEXが公表するホワイトペーパーに記載されていますので確実だといえます。
しかし、手数料収益の100%をUSDTで還元できる理由については記載がありません。
手数料収益というのは、仮想通貨取引所の主たる収益源ですから、それを100%還元するというのは、取引所にとっては大きな支出です。
他に何らかの収益源がないと運営を続けることは難しいのですが、この点に関する説明が不明瞭なため、どんな体制をとっているのかかえって疑問がわいてきます。
仮に、資金調達のための口実として配当をしているというのであれば、BKEXに資金を投入することは危険ということになります。
2018年6月にBKKが発行されるようになってから、配当不払いなどのニュースは出てきていませんが、BKEX側が何らかのアクションを起こす可能性は否定できません。
配当自体は魅力的ではありますが、全財産をBKKにつぎ込むのは避けた方が無難と言えます。
そのため、仮想通貨を保有するのであれば、ビットコインやイーサリアムなど他の取引所でも扱われている通貨をメインに取引し、BKEXに何かあった際にはよそに逃がすという戦略もありだと思います。
個人的におすすめするのは、「ファントム(FTM)」と「オミセゴー(OMG)」です。
取引によるトランザクションが滞りなく実施されるため、データの渋滞が起こりにくく、各種手数料を最小限に抑えることができます。
また、FTMを開発したチームはブロックチェーン専門の技術者たちで、技術的なバックアップがしっかりしているので、今後更なる改良が期待できます。
利用者の多くは自身で銀行口座を持たず、オミセゴー(OMG)を決済手段として使用しています。
スマートフォンさえあれば保有することができますので、諸事情で銀行口座が開けない人にとっては、非常に便利な仮想通貨となっており、欧米でも注目されています。
オミセゴー(OMG)もBinanceやHotbitといった大手の海外取引所で取り扱われています。
まとめ
BKEXに関する解説は以上となります。
BKEXは大手海外取引所と比較すると見劣りする点はありますが、以下のようにデメリットを上回るメリットがあります。
- 価格上昇が期待できる独自トークンBKK
- 手数料100%還元の配当をもらえる
- リップルα(XLA)をお得に取引できる
- スマホアプリが使いやすい
- 豊富なキャンペーンを実施している
そのため、海外の仮想通貨取引所を検討している方は選択肢の1つになるでしょう。
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